毎日、自分のことは後回しで、本当によくがんばっていますね。ちょっと、息苦しくなっていませんか?


毎日を一生懸命に生きるあなたへ。がんばりすぎている心に、小さな休息を

仕事に、子育て、介護。将来へのなんとなくの不安や、健康のこと、お金のこと、日々の人間関係……。

現代を生きる私たちは、とにかく毎日やることがたくさんあります。
「あれもしなきゃ」「これもしなきゃ」と頭の中でタスクを追いかけ、気づけば一日が終わっている。自分のことはいつも一番後回しで、布団に入った瞬間にドッと押し寄せる疲労感に、「あぁ、今日も自分の時間なんてなかったな」と、ちょっぴり寂しい気持ちになることもあるかもしれません。

周りを見渡せば、「丁寧な暮らし」や「自分磨き」といった言葉が溢れています。
「もっとセルフケアをしましょう」「自分のための時間を作りましょう」と言われても、「そんな時間も心の余裕もないよ……」と、余計に焦ってしまいますよね。

でも、どうか自分を責めないでください。
あなたが今、自分のことを後回しにしてでも目の前のことをがんばっているのは、それだけ周りの人や目の前の生活を大切にしている、とても優しくて責任感が強い証拠なのです。

今あなたに必要なのは、これ以上がんばることでも、正しい生活習慣を自分に課すことでもありません。ただ、「本当によくやってるよ」と、自分自身を優しく抱きしめてあげるような、温かい安心感です。


犬や猫、愛しい存在が教えてくれる「何もしない」の心地よさ

もし、あなたのお家に犬や猫などの愛しいパートナーがいるなら、彼らの姿を少しだけ眺めてみてください。

彼らは、明日の心配をすることも、昨日の失敗を悔やむこともしません。
ただ、お気に入りの日だまりを見つけて、気持ちよさそうに丸くなっています。
あなたが疲れて帰ってきたとき、何も言わずにただ静かに寄り添ってくれる。そのふわふわの毛並みに触れたり、トクトクと刻まれる温かい心音を聞いたり、猫ちゃんの「ゴロゴロ」という喉の音に耳を傾けているだけで、不思議とトゲトゲしていた心が丸くなっていくのを感じませんか?

言葉はなくても、彼らは知っています。
「ただ、そこにいて、呼吸をしているだけで100点満点なんだよ」ということを。

特別なことをしなくても、愛する存在とただ一緒にダラダラ過ごす時間。それこそが、何にも代えがたい極上のセルフケアなのです。ペットがいない方も、窓の外を眺めて風に揺れる木々を見たり、空の雲が流れるのをただ1分間眺めるだけで、心の中に優しい余白が生まれます。

完璧じゃなくていい。時には家事をサボったっていい。
「まあ、いっか」と呟いて、大切な家族(それが犬や猫であっても、あなた自身であっても)と一緒に、ゴロゴロ過ごす時間を自分に許してあげてくださいね。

私も彼らには随分助けられました。彼らに命を助けられたといっても過言ではないくらいです。


【暮らしのプチ情報】1分でできる、心がホッとする「小さなセルフケア」

「セルフケア」と聞くと、旅行に行ったり、エステに行ったり、何か特別なことをしなければいけないと思いがちですが、そんなことはありません。
日常のほんのわずかな隙間にできる、お金も時間もかからない「小さなセルフケア」をいくつかご紹介します。気が向いたときに、どれかひとつだけでも試してみてくださいね。

1. 「最初のひとくち」だけスマホを置いて、温かい飲み物を味わう

温かいお茶やコーヒー、あるいは白湯を飲むとき、ついスマホを見ながら、あるいは何かを考えながら飲んでいませんか?
次に温かい飲み物を淹れたときは、「最初のひとくち」だけでいいので、目をつぶって、その温かさや香りを全身で感じてみてください。
「はぁ〜…」と深く息を吐き出す。これだけで、自律神経が整い、脳の緊張がスッと緩みます。

2. レンジで1分!蒸しタオルでお疲れ目をじんわり癒やす

パソコンやスマホの画面をずっと見ていると、頭や目がカチコチになります。
水で濡らして固く絞ったフェイスタオルを、電子レンジ(500W〜600W)で約30秒〜1分ほど温めます。人肌より少し温かい「お好みの温度」になったら、目の上にのせて横になってみてください。
じんわりとした温かさが目の奥まで広がり、一日の緊張がほどけていきます。
(※犬や猫ちゃんがいるご家庭では、タオルの温度に気をつけて、お互いに安全な場所で行ってくださいね)

3. 「自分への感謝」をノートの端っこに書いてみる

一日の終わりに、「今日できなかったこと」を探すのはやめましょう。
「今日、私は朝起きて会社に行った。えらい!」
「今日、愛犬(愛猫)のご飯をあげて、たくさん撫でてあげた。素晴らしい!」
そんな、当たり前だと思ってしまうような小さな「できたこと」を、1つだけメモ帳やスマホに書き留めてみてください。
自分を褒めることは、心に栄養を与える一番のセルフケアです。


今日もお疲れさまでした。
どうか今夜は、あなたにとって一番心地よい方法で、心と体を少しだけ労ってあげてくださいね。
あなたと、あなたの大切な家族(犬や猫たちも)が、今夜も優しい夢を見られますように。