「もう、今日は何もしたくない……」そう心の中でつぶやいてしまうのは、あなたが毎日を限界までがんばっている証拠です。
毎日、本当にお疲れ様です。
仕事に家事、子育てや介護、将来への不安やお金のこと、日々の人間関係……。そして、大切な家族である犬や猫たちのお世話。
私たちは毎日、信じられないほどの役割を抱えながら、一生懸命に生きています。
そんな日々の中で、ある朝突然、あるいは夕暮れ時にふと、「あ、もう今日は何もしたくない。一歩も動きたくない」と、心がシャットダウンしてしまうことがありますよね。
「みんながんばっているのに、どうして私はこんなに怠けてしまうんだろう」
「やらなきゃいけないことが山積みだし、ちゃんとしなきゃいけないのに……」
そんなふうに、自分を責めてしまっていませんか?
でも、どうか自分を責めないでください。
「何もしたくない」と思うのは、あなたの心が送ってくれている、とても大切な「お休みサイン」なのです。スマホの充電が切れる前に「充電してください」と画面が暗くなるのと同じ。あなたの心と体も、今まさにエネルギーの回復を必要としています。
今日は、そんな「何もしたくない日」を、罪悪感なく、心からホッと安心して過ごすためのヒントをお届けします。
1. 愛犬や愛猫は、ただそこにいるだけで100点満点。あなたも同じです。
犬や猫と一緒に暮らしている方は、ぜひ彼らの姿をじっくりと眺めてみてください。
彼らは「明日の仕事はどうしよう」「家事をちゃんとやらなきゃ」なんて、これっぽっちも考えていません。ただ、心地いい日だまりを見つけて、丸くなって、すやすやと眠っています。
そんな姿を見て、私たちは「なんて愛おしいんだろう」「ただ元気でいてくれるだけでいい」と思いますよね。
実は、あなたも同じなのです。
何かができるから価値があるわけではありません。がんばっているあなたも、がんばれないあなたも、ただそこにいて、息をして、暮らしているだけで、誰かにとって(そして何より、あなたを大好きなペットたちにとって)かけがえのない、素晴らしい存在なのです。
今日は、ちょっとだけ「猫」や「犬」の生き方を見習ってみませんか?
「今日できることは、明日でもいいや」
そう呟いて、ふかふかの布団やソファになだれ込んでしまいましょう。
2. 「何もしたくない日」の、がんばらない過ごし方
本当に何もしたくない日は、無理に「丁寧な暮らし」をする必要はありません。徹底的にハードルを下げて、自分を甘やかしてあげましょう。
スマホをそっと裏返す
SNSを開くと、キラキラした他人の日常や、お役立ち情報、悲しいニュースなどが嫌でも目に入ってきます。疲れているときは、それだけで脳のエネルギーが消費されてしまいます。
通知をオフにして、スマホを裏返してみましょう。静かな空間が広がるだけで、驚くほど心がすーっと軽くなります。
目の前の「やることリスト」を破り捨てる
「掃除をしなきゃ」「洗濯物をたたまなきゃ」。頭に浮かぶ「〜しなきゃ」を、今日はすべてお休みにします。
ほこりがあっても死にません。洗濯物はカゴに入ったままで大丈夫。今日だけは、家事の点数を「赤点」で合格にしましょう。
ただ、まどろむ
ベッドやソファに横たわり、天井をぼーっと眺めたり、愛犬や愛猫の温もりを感じながらなでなでしたり。
「生産的なことを何もしない時間」こそが、今のあなたにとって一番の特効薬です。
3. 【暮らしのプチ情報】何もしたくない日を乗り切る、超・限界お助けアイデア
そうは言っても、お腹は空くし、最低限の生活は回さなければならない……というときもありますよね。
そんな日に役立つ、「包丁も火も使わない、極限までがんばらない工夫」をご紹介します。
① 包丁いらずの「限界スープ」
お湯を沸かす元気さえあればできる、栄養も摂れる優しいスープです。
マグカップに以下の材料を入れ、熱湯を注ぐだけで完成します。
- 乾燥ワカメ:ひとつまみ
- 丸鶏ガラスープの素:小さじ1
- ごま油:数滴
- (あれば)豆腐をスプーンで適当にすくって入れる
包丁も鍋も使わないので、洗い物はマグカップとスプーンだけ。温かい水分を摂ることで、緊張した体と心がじんわりとほぐれていきます。
② 白米と「お供」だけで完結させる
「ちゃんとしたおかずを作らなきゃ」という思い込みは捨てましょう。
レトルトカレー、お惣菜、あるいは缶詰(焼き鳥缶やツナ缶)、納豆、梅干し。
ご飯にそれを乗せるだけで、立派な一食です。器に盛るのすら面倒なら、パックご飯のままでも誰も責めません。
③ 犬猫用の「お留守番・おやつおもちゃ」を活用する
「ペットの相手をしてあげる元気もない……」と申し訳なく思うときは、コングなどの知育玩具におやつを詰めて与えてみましょう。
彼らが夢中になって遊んでいる間、あなた自身の休憩時間をしっかりと確保することができます。お互いにとって、おだやかで優しい距離感を保つ工夫です。
さいごに
何もしたくない日は、「がんばりやさんな自分」へ、心と体がプレゼントしてくれた特別な休日です。
「今日は何もしなかったな」ではなく、「今日は自分をたっぷり休ませてあげられたな」と、温かい言葉で一日を締めくくってあげてくださいね。
あなたが、少しでも心穏やかに、あたたかい夜を過ごせますように。
明日は明日。まずは今この瞬間、ふーっと深呼吸をして、体中の力を抜いてみてくださいね。
おやすみなさい。