「休んでいるはずなのに、頭の中でずっと『あれもしなきゃ、これもしなきゃ』って自分を追い詰めていませんか?」
毎日、本当にお疲れ様です。
仕事に家事、子育てや介護、将来への不安や健康のこと、日々の人間関係、そして大切な犬や猫たちとの暮らし。言葉にすれば数行ですが、その一つひとつに心を配り、毎日を一生懸命に生きることは、想像以上にエネルギーを使うものです。
「少し時間ができたから休もう」と思ってソファに横になったものの、スマホを見ながら「みんなはがんばっているのに」「明日あれをやらなきゃいけないのに」と、頭の中の計画表が忙しく動き回り、結局ちっとも休まった気がしない……。そんな経験、きっと一度や二度ではないはずです。
休むことに罪悪感を感じてしまうのは、あなたがそれだけ「周りのために、自分のために、いつも一生懸命でありたい」と願う、優しくて真面目な人だからです。まずは、その「がんばりたい」と思う健気なご自身の心に、「いつもありがとう」と声をかけてあげてくださいね。
その「罪悪感」は、一生懸命生きている証拠です
現代の暮らしは、放っておいてもたくさんの情報が流れ込んできます。SNSを開けば、誰かがキラキラと活動している姿が目に入り、自分だけが立ち止まっているような焦りを感じてしまうこともあるかもしれません。
でも、正論を言わせてください……なんてことは言いません。
「もっと効率的に休みましょう」とか「タイムマネジメントを徹底しましょう」といったアドバイスは、今のあなたにはきっと不要です。だって、そんな正論はもう、あなたの頭の中で十分に分かりきっていて、それでも心が追いつかないから苦しいのですよね。
今あなたに必要なのは、正しいアドバイスではなく、ただ「休んでもいいんだよ」という安心感です。
スマホやパソコンだって、ずっとアプリを起動しっぱなしにしていれば、熱を持って動かなくなってしまいます。それと同じように、人間にも「再起動」や「充電」の時間が絶対に必要です。
休むことは、怠けることではありません。明日をまた自分らしく、笑顔で歩き出すための、とても大切で、とても前向きな「暮らしの営み」なのです。
思い切って自分に『OFF』といって、全身の力を抜いてみましょう。
犬や猫たちが教えてくれる、「ただそこにいる」ことの愛おしさ
もし、あなたのお家に犬や猫などの愛しいパートナーがいるなら、ちょっとその様子を眺めてみてください。
彼らは、一日のうちの本当に長い時間を、ただ眠ったり、のんびり外を眺めたりして過ごしています。「今日は何も生産的なことをしなかったな……」なんて、眉間にシワを寄せて悩んでいる様子はありませんよね。
お腹を上に向けて無防備に寝転んでいる姿、ただ静かに息をしているだけの姿。
私たちは、彼らが何か特別なことをしてくれなくても、ただそこにいて、生きてくれているだけで、胸がいっぱいになるほどの愛おしさと幸せを感じます。
あなたも、それと全く同じなのです。
何かができたから価値があるわけではありません。仕事で完璧な成果を出さなくても、家事を完璧にこなさなくても、あなたは今日もそこにいて、一生懸命生きている。それだけで、十分に尊く、価値がある存在です。
誰かのためにがんばるあなただからこそ、たまには愛猫や愛犬のように、丸くなって丸ごと世界をシャットアウトする時間を作っても、誰もあなたを責めやしません。
心をフッと軽くする、暮らしの「お休みプチ情報」
そうは言っても、急に「何もしない」のはそわそわしてしまうもの。
そこで、罪悪感をそっと手放し、心と体を心地よくゆるめるための、毎日の暮らしに役立つ小さなアイデアをいくつかご紹介します。
1. 今日できたことを数える「やったことリスト」
夜、お布団に入ったとき、私たちはどうしても「今日できなかったこと」を数えてしまいがちです。それを今日から「やったことリスト」に変えてみましょう。
- 「朝、ちゃんと起きた」
- 「猫(犬)にご飯をあげた」
- 「温かいお茶を飲んだ」
- 「今日もなんとか生き抜いた」
どんなに小さなことでも大成功です。できた自分に、心の中で「よくやったね」と拍手を送ってあげてください。
2. 「5分間だけ」の完全オフタイムを作る
「1日中休む」と思うとハードルが高いですが、「次の5分間だけは、何があっても自分のための時間」と決めてみてください。
その5分間は、スマホを裏返し、テレビを消して、お気に入りの温かいハーブティーやホットミルクを、ゆっくりと味わいながら飲みます。喉を通る温かさに意識を集中するだけで、脳の緊張が驚くほど和らぎます。
3. ハーブや香りの力を借りて「休むスイッチ」を入れる
頭が休むことを拒否してしまうときは、嗅覚からアプローチするのがおすすめです。
ラベンダーやカモミール、オレンジ・スイートなどのエッセンシャルオイル(精油)を、ティッシュに1滴垂らして枕元やデスクに置いてみてください。香りが自律神経に働きかけ、体が自然とリラックスモードに切り替わります(※ペットがいるお部屋では、アロマの誤飲や使用方法にご注意いただき、優しく安全にご使用くださいね)。
4. 家事は「7割」できれば満点
「毎日手作りのごはんを作らなきゃ」「掃除をしなきゃ」という義務感は、少しだけ脇に置いておきましょう。
たまには市販のお惣菜や冷凍食品、デリバリーを頼ることは、決して手抜きではありません。「自分の心に余白を作るための、賢い選択」です。あなたがイライラしながら作ったごちそうより、あなたが笑顔で「美味しいね」と食べるお惣菜の方が、家族も、そしてあなた自身も、ずっと温かい気持ちになれるはずです。
今日はもう、がんばるのを終わりにしませんか?
「何もしない時間」を、自分への最高のプレゼントだと思って、どうぞゆったりと受け取ってください。
今夜は温かいお風呂に入って、心地よいお布団に包まれて。
大切な家族や、隣でスースーと寝息を立てている愛犬・愛猫と一緒に、どうぞ心穏やかな夜をお過ごしくださいね。あなたは毎日、本当によくがんばっています。