本当は、もう限界なくらい頑張っているのに、周りと比べて「どうして自分ばかり仕事で疲れやすいんだろう…」って、自分を責めていませんか?
毎日、本当にお疲れ様です。
朝早くに起きて、仕事へ行き、帰ってきたら家事をして、子育てや介護、将来のこと、お金や健康のこと……頭の中はいろいろなことでいっぱいで、毎日を必死に駆け抜けているあなた。そんななかで、「仕事に行くだけで、どうしてこんなに疲れちゃうんだろう」「もっとタフになりたいのに」と、心の中でため息をついてしまう日もありますよね。
インターネットで「仕事で疲れやすい人の工夫」や「疲れ対策」と検索しては、「もっと効率よく仕事をこなそう」「タスク管理を徹底しよう」「自己管理が甘い」といった、冷たい正論ばかりが目に飛び込んできて、余計に心が窮屈になってしまったこともあるかもしれません。
でもね、まずは自分を責めるのをやめてみませんか。
疲れやすいというのは、あなたが決して「弱いから」でも「怠けているから」でもありません。それは、あなたが目の前の仕事や、周りの人たち、そして大切な家族、愛しい犬や猫たちとの暮らしに、それだけ「一生懸命」に向き合っている証拠なのです。気を張りすぎたり、緊張しすぎたりしていませんか?
あなたが「仕事で疲れやすい」本当の理由
30代から50代、あるいはそれ以上の年齢になると、心と体のバランスは少しずつ変化していきます。若い頃のように、気合いや根性だけで乗り切ることは難しくなって当然なのです。
さらに、周囲の空気を優しく読み取れる人や、他人の気持ちに寄り添える人ほど、仕事場でのちょっとした人間関係の摩擦や、電話の鳴る音、誰かの不機嫌な態度などに敏感に反応してしまい、無意識のうちにエネルギーを消耗しやすくなります。
「疲れやすい」というのは、あなたの心が「これ以上は無理しないで、ちょっと休もうよ」とあなたを守るために送ってくれている、大切なサイン。まずは「毎日がんばっている私、えらいね」と、自分で自分をぎゅっと抱きしめてあげてくださいね。
家に帰ったら、すべての鎧を脱ぎ捨てて
仕事を終えて家に帰ってきたとき、あなたの愛する犬や猫が、変わらない姿でしっぽを振って出迎えてくれたり、足元にすり寄ってきたりしたら、それだけで張り詰めていた心の糸がふっと緩みませんか?
彼らは、あなたが仕事でミスをしようが、どれだけ要領が悪かろうが、まったく関係なく、ただ「そのままのあなた」を愛してくれます。あの小さくて温かい体に触れたり、ゴロゴロとのどを鳴らす音を聞いたり、ただじっと見つめ合ったりする時間。それこそが、どんな特効薬よりもあなたの心を回復させてくれる、最高のヒーリング時間です。
犬や猫と暮らしていない方でも、お気に入りのカップで温かいお茶を一口飲んだり、お気に入りのクッションに身を委ねたりする、そんな日常の小さな「安心できる居場所」を大切にしてくださいね。
心と体を守るための、明日からできる「頑張らない工夫」
仕事で疲れを溜め込まないために、明日から試してほしいのは、難しい技術ではありません。心がホッとする、優しい暮らしの「工夫」をいくつかご紹介します。
- 「60点の自分」に合格点をあげる
仕事は100点満点を目指さなくて大丈夫です。あなたが「ちょっと物足りないかな」と思う60点の出来栄えでも、真面目なあなたが仕上げたものですから、周囲から見れば十分に素晴らしいクオリティです。「今日やる最低限のこと」だけを決めて、それができたら自分に花丸をあげてください。 - 「深呼吸」をスケジュールに入れる
仕事中、忙しさに追われていると、どうしても呼吸が浅くなり、脳が酸素不足になって疲れやすくなります。デスクやパソコンの隅に小さな付箋で「いきを吐く」と貼っておくなどして、1時間に1回、意識して長いため息を吐くように深く息を吐き出してみてください。それだけで、自律神経の緊張がふっと和らぎます。 - 仕事の悩みは「会社の床」に置いて帰る
退勤のチャイムが鳴ったら、あるいは職場のドアを出たら、仕事の悩みややり残したことは、その場所の床に「置いていく」イメージを持ってみてください。「ここから先は私の大切なプライベート。愛しい子たち(家族やペット)が待つ、私のための時間」と、心の中でシャッターを下ろす習慣をつけることで、脳の疲労をリセットしやすくなります。
💡 暮らしに寄り添う、今夜からできるプチ情報
仕事で疲れてヘトヘトになって帰ってきた夜におすすめなのが、「足首の温め」です。
実は、足首の内側、くるぶしの上あたりには「三陰交(さんいんこう)」という、冷えや自律神経の乱れ、心身の疲労回復に効く大切なツボがあります。
お風呂上がりに、締め付けの少ないシルクやウール混のレッグウォーマーや、少し厚手の靴下を履いて足首を温めるだけで、全身の血巡りが良くなり、緊張した神経がじんわりとほぐれていきます。
温かいカモミールティーやほうじ茶をゆっくり飲みながら、大切なパートナー(愛犬や愛猫)と一緒にソファでのんびり過ごす時間を作ってみてください。
布団に入ったら、今日あった嫌なことではなく、「今日食べたお昼ご飯が美味しかったな」「愛犬(愛猫)が可愛かったな」という、ちいさな幸せを1つだけ思い浮かべながら眠りにつきましょう。
あなたは毎日、本当に本当によく頑張っています。
明日は少しだけ肩の力を抜いて、自分のペースで歩いていきましょうね。